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研究室の風景
Laboratory view

研究室の日常風景
Scenes from experiments carried out in the laboratory.

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Agroinfiltration assay

Nicotiana benthamianaタバコはAgrobacteriumを利用した一過的遺伝子発現が可能な植物です。N. benthamianaタバコに、機能を明らかにしたい遺伝子を発現させることで、その遺伝子の役割(細胞内局在、タンパク質間相互作用、発現させた遺伝子が植物細胞にに与える影響)などを解析することができます。ひたすら植物にシリンジ(針無し)を使って、Agrobacteriumを接種している様子です。

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Chemotaxis assay

植物病原細菌は、宿主植物の自然開口部を感知し、そこから侵入することで宿主植物を発病させると考えられています。植物病原細菌は、走化性(Chemotaxis)を有しており、自然開口部を認識すると考えられており、キャピラリーを利用した走化性試験を行っています。クリーンベンチ内でキャピラリー走化性試験を準備している様子です。

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サーマルサイクラー

「PCRしてる」とか言ってしまいがちですが、サーマルサイクラーです。PCRという言葉がこの数年で市民権を得た状況に、やや複雑な感情を抱きますが、このような機器を利用して、遺伝子を増幅し、研究しています。ほぼ毎日フル稼働なのでいつ壊れるかひやひやですが、それだけ毎日の研究になくてはならない機器の一つです。

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組換えタンパク質の精製

遺伝子組換えを利用し、タンパク質の機能を明らかにする研究も進めています。目的のタンパク質を発現するよう設計したプラスミドDNAを形質転換した大腸菌を写真に示すような培地で増やし、組換えタンパク質を精製します。​ただ、タンパク質の性質は千差万別なため、精製は大変だったりします(私が大変そうな遺伝子ばかり扱っているだけかもしれませんが)。

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タンパク質の電気泳動①

組換えタンパク質が大腸菌で発現できたかどうか、精製できたかどうかを確認するためにタンパク質を電気泳動して確認します。その際に使用するパワーサプライと、電気泳動層です。SDS-PAGEと呼ばれる手法を用いて、タンパク質を泳動して、目的タンパク質が発現 or 精製できているかを確認します。

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タンパク質の電気泳動②

泳動中のタンパク質。青いラインが見えますが、泳動中のタンパク質の下限(と表現するのは正しいのか?)になります。この青いラインが一番下まで行った後に、タンパク質を染色し、可視化して確認します。

植物が育っています(コンタミあり)

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Nicotiana tabacum cv. Xanthi

モデルとして利用しているタバコの品種の一つ。

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